レーザー鼓膜切開装置(Oto LAM)とは
■レーザー鼓膜切開装置(Oto LAM)とはとは?
中耳炎治療のための最先端のレーザー治療機器で、非常に細いレーザー光を
コンピュータ制御で精密に超高速スキャンすることにより、
痛みや出血はほとんどなく瞬時に鼓膜切開をすることが可能です。
コンピュータ制御で精密に超高速スキャンすることにより、
痛みや出血はほとんどなく瞬時に鼓膜切開をすることが可能です。
■従来の鼓膜切開との違い
1. 治療効果
従来のメスを使用した切開では穴が線状になり、数日で穴が塞がってしまいます。
そのため、鼓膜の奥(中耳)の治りが不十分なうちに穴が閉じてしまい、
ふたたび中耳に膿が溜まってしまうことがあります。
特にこのようなことは治癒力の高い小さなお子様の方によく見られます。オトラム(OtoLAM)を使用した鼓膜切開では穴が丸く開くため、
穴が開いた状態を長く維持することができ、高い治療効果が期待できます。
従来のメスを使用した切開では穴が線状になり、数日で穴が塞がってしまいます。
そのため、鼓膜の奥(中耳)の治りが不十分なうちに穴が閉じてしまい、
ふたたび中耳に膿が溜まってしまうことがあります。
特にこのようなことは治癒力の高い小さなお子様の方によく見られます。オトラム(OtoLAM)を使用した鼓膜切開では穴が丸く開くため、
穴が開いた状態を長く維持することができ、高い治療効果が期待できます。
また、まるく大きい穴を開けることができるため、中耳の状態をしっかりと確認することができます。
内耳への影響もなく、鼓膜や中耳にメスが触れることがないため、
患者さま、特に小さなお子さんにとって負担が少なく、治療効果の高い施術です。
2. 痛みが少ない
これまでのメスを使った鼓膜切開と比べて出血はほとんどなく、
鼓膜切開後に処置が必要な場合でも鼓膜の状況をはっきり確認しながら、処置を行うことができます。
また、痛みも従来の切開方法に比べて少ないと言われております。
3. 鼓膜切開にかかる時間が短い
オトラム(OtoLAM)を使用すれば、切開をする時間は一瞬ですので、
小さな子様に対してもより正確に鼓膜切開を実施することができます。
照射時に少し音がしますが、音がした時には既に切開は完了しています。
(※鼓膜に穴を開けるため、患者さんにとっては照射時に大きな音が聞こえます。)