お問い合わせ TEL:0284-65-1387
(再診のみ)  TEL:050-5838-7729
〒326-0143 栃木県足利市葉鹿町324-5
診療時間
9:00~12:00 × ×
15:00~18:00 × ×
:診察 ×:休診 :15:00~17:00まで
  • アクセス
  • 診療予約
副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔炎(蓄膿症)について

■副鼻腔炎(蓄膿症)とは

副鼻腔炎(蓄膿症)とは、ウィルスや細菌による急性上気道炎(風邪)に続いて起こる副鼻腔の粘膜の炎症を言います。

長い間炎症が続くことによって粘膜が腫れて、副鼻腔に膿がたまります。ひどくなれば鼻茸(ポリープ)ができます。

他にも、歯が悪くて起こる歯性上顎洞炎(じょうがくどうえん)、カビによって起こる真菌性上顎洞炎があります。

■症状

風邪をひいた後などに、

  • 頭の痛み、頭の重い感じ
  • 頬の痛み、歯の痛み、目の奥の痛み
  • 匂いのある鼻汁、膿のような黄色い鼻汁
    (喉のほうに流れることもある)
  • 鼻づまり
  • においがわからない など

これらの症状が見られます。

■検査方法

・汚い鼻汁が出ていないか、粘膜が腫れていないか、鼻の中をみます。
・レントゲン写真で、副鼻腔の粘膜が腫れていないか、膿は溜まっていないかみます。

■治療

1)薬の内服が主となります。

  • 抗生剤:細菌を殺すため
  • 蛋白分解酵素:膿を排泄しやすくするため
  • 消炎鎮痛剤:炎症を抑えたり、痛みを抑えるため
  • 漢方薬:鼻閉を改善し、膿を排泄しやすくするため

マクロライド系の抗生剤を少量長期投与(約3か月)することで、粘膜にいい影響があるといわれており、現在ではこの方法が一般に用いられています。

2)霧状の薬を直接、鼻の粘膜にかけ、鼻を処置して鼻汁をきれいに取ってから、鼻のネブライザーを行います。
つまり、ひとつには悪循環を避けるために膿の除去(副鼻腔にある場合は鼻からの吸引などで除去します)、もう一つは、副鼻腔開口部から副鼻腔の中に薬剤をネブライザーで噴霧する方法で、副鼻腔の病的粘膜の改善治療です。それと喉に落ちる鼻水から喉を守る治療も行います。

■なかなか良くならない場合は

三か月経過しても、症状が良くならなかったり、CTやレントゲン写真で確認しても、軽快していない場合は、年齢や他の病気などを踏まえた上で手術を勧めています。
時代と供に内視鏡機器が発達したため鼻の中にカメラを入れて細かいところを観察しながら副鼻腔の粘膜を炎症が起こる前の状態に近づけるような手術が一般的です。
また、近年ナビゲーションシステムを用いた手術が増え安全性が増しています。車の旅行でよく使うナビと同じようなもので今どこにいるかがわかるすぐれものです。

その他の鼻の病気

・スギ花粉症
・副鼻腔炎(蓄膿症)
・アレルギー性鼻炎(通年性)
・嗅覚障害
・鼻出血

PAGE
TOP